【海外渡航前に必読】中国・UAEなど規制国でのVPN活用法

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「中国に行ったらGoogleが使えないって本当?」
「UAEではZoomすらつながらなかった…」

これは実際に海外に渡航したビジネスマンや旅行者からよく聞く声です。

世界には、国家レベルでインターネット規制を行っている国が存在します。中国(グレートファイアウォール)やアラブ首長国連邦(UAE)などはその代表例です。日本では当たり前のように使っているGoogle、YouTube、LINE、Instagram、Zoomが突然使えなくなったとしたら…?

結論から言えば、VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)を使うことで、多くの制限を回避することができます。

本記事では、実際に私が中国・UAEを渡航中にVPNを活用していたリアルな体験談をもとに、以下の内容をわかりやすく解説していきます。

  • 規制国で制限される主なサービス
  • どんなVPNなら使えるのか?
  • 現地で実際に接続できたVPNの紹介
  • 注意点(VPN禁止国でのリスクなど)

中国やUAEなど「インターネット規制国」では何が使えない?

中国やUAEなど「インターネット規制国」では何が使えない?

インターネットは世界中どこでも自由に使える──そんな常識が通用しない国も存在します。中国やUAEでは、政府による厳しいネット規制により、私たちが日常的に使っているサービスが次々とブロックされてしまいます。ここでは、それぞれの国で具体的にどのようなサービスが利用できなくなるのか、現地での実体験も交えて解説します。

中国(グレートファイアウォール)で制限される主なサービス

中国本土では、国家によってインターネット通信が厳しく監視・制限されており、世界的に知られている「グレートファイアウォール(GFW)」という仕組みが機能しています。この技術的防壁は、国外からの特定の情報やサービスへのアクセスをブロックし、中国国内の情報流通を政府がコントロールするために構築されたものです。

このため、日本では当たり前のように使っている多くのインターネットサービスが、中国国内では利用できません。特に影響が大きいのがGoogle関連のサービスです。Google検索そのものはもちろん、GmailやGoogle Maps、Google Driveといった日常業務で不可欠なサービスが完全に遮断されており、ブラウザ上からはアクセスできません。ビジネス目的で中国を訪れた人にとっては、メールの送受信ができない、打ち合わせ先の場所を地図で確認できないといった致命的な不便が生じることになります。

また、SNSやメッセージングアプリも軒並み利用不可です。Facebook、Instagram、X(旧Twitter)といった海外SNSはすべて規制対象となっており、閲覧も投稿も行えません。日本国内では家族や友人とのやり取りに欠かせないLINEも同様で、メッセージが届かない、電話が繋がらないといった状態が続きます。私自身、中国を訪れた際にLINEが全く動作せず、現地のホテルWi-Fiから何度試しても送信すらできなかった経験があります。その時初めて、「情報が遮断される」という感覚を肌で理解したのです。

YouTubeも例外ではなく、動画の視聴どころか、トップページさえ表示されません。日本国内のニュースサイトの一部やDropbox、OneDriveといったクラウドストレージも制限されることがあり、個人の娯楽や情報収集のみならず、ビジネス上の資料共有にも大きな支障をきたします。

こうした状況下では、日本にいると想像もつかないほど「情報が遮断された環境」に置かれることになります。仮にWi-Fiが繋がっていたとしても、そこから先の通信が“壁”に阻まれているのです。そのため、現地に到着してから「繋がらない」「どうしよう」と慌てるのでは遅く、あらかじめどのサービスが制限されているのかを理解しておくことが重要になります。

特にGoogleアカウントを仕事やプライベートで日常的に活用している人にとっては、この制限は想像以上に深刻です。ログインができず、クラウド上のデータにもアクセスできないというのは、スマホやパソコンを“使えない箱”にしてしまうようなものだからです。規制国での通信制限は、単なる「不便さ」ではなく、「機能不全」につながる危険性を持っています。

このような背景から、多くの渡航者がVPNの活用を検討するようになっているのです。

UAEで制限される主なサービス

アラブ首長国連邦(UAE)もまた、政府によるインターネット規制が厳しく行われている国のひとつです。ただし、中国のように広範な情報統制を行っているわけではなく、UAEの場合は主に「通信手段の規制」が中心となっている点に特徴があります。特に、VoIP(Voice over IP)と呼ばれる、インターネットを使った無料通話やビデオ通話サービスが強く制限されています。

たとえば、日本でも多くの人が日常的に使っているLINEの無料通話機能は、UAEでは正常に利用できません。テキストメッセージの送受信は可能な場合もありますが、音声通話やビデオ通話をしようとすると、接続が不安定になったり、そもそも相手に音声が届かなかったりといった問題が頻発します。同様に、Skype、Zoom、WhatsAppの通話機能、Telegramの一部機能なども制限の対象です。実際、私がドバイでビジネスミーティングに出席した際、Zoomでの接続に何度も失敗し、結局ホテルの固定電話から国際電話で代用したことがあります。その時は「なぜつながらないのか」もすぐには理解できず、慌てて調べてようやく規制の存在に気づいたほどでした。

また、AppleのFaceTimeもUAEでは機能制限の対象となっており、特に現地で購入されたiPhoneやiPadでは、出荷時点でFaceTimeの機能自体が無効化されているケースもあります。これは日本から持ち込んだ端末であっても、現地のネットワークに接続した途端に通話が制限されることがあり、非常に注意が必要です。

さらには、政治的な観点や宗教的な理由から、一部のニュースメディアや動画サイト、SNSの投稿内容にもフィルターがかけられている場合があります。UAEは観光地として世界中から多くの人が訪れる開かれた国である一方で、国の価値観や治安を守るために、情報流通に一定の制限を設けているのです。

このように、UAEにおいては「情報」そのものよりも、「通信手段」に強い制限がかかっているという点が非常に大きな特徴です。普段、日本では何の問題もなく行っている「音声通話」や「ビデオ会議」といった行為が突然できなくなることで、観光客はもちろん、特にビジネスパーソンにとっては業務に支障をきたす重大な問題となります。

実際、UAEに初めて渡航する方が「Wi-FiはあるのにZoomが繋がらない」「LINEで家族に連絡が取れない」と困惑し、現地のホテルスタッフに相談しても「使えないのが普通です」と軽く受け流される、といったケースは決して珍しくありません。

こうした状況下で役に立つのがVPNなのですが、UAEではVPNの使用にも一定の注意が必要です。

VPNさん
VPNさん

この点については、次のセクションで詳しくご説明していきます。

VPNを使えばネット制限を回避できる?

VPNを使えばネット制限を回避できる?

中国やUAEといったインターネット規制国において、唯一と言っていいほど有効な対策が「VPN(Virtual Private Network)」の活用です。VPNとは、通信内容を暗号化し、仮想的な経路を通してインターネットに接続する技術のことを指します。これにより、実際のアクセス元が見えにくくなり、あたかも別の国からインターネットにアクセスしているかのような状態を作り出すことができます。

たとえば中国に滞在している状態でVPNを利用し、日本やアメリカのサーバーを経由する設定にすると、中国国内からの通信であることがマスキングされ、グレートファイアウォールの検閲を回避することが可能になります。その結果、本来であればブロックされているGoogleやYouTube、LINE、Instagramといったサービスにも問題なくアクセスできるようになるのです。

私自身、過去に中国でGoogle Mapを開こうとして全く読み込めず、地元のVPNを試したものの速度が遅すぎて地図がまともに表示されない、という苦い経験があります。しかし、事前に契約していた大手の海外製VPNに切り替えたところ、瞬時にGoogle Mapが表示され、まるで日本にいるときと同じようにナビ機能まで使えたことに感動を覚えました。

UAEの場合も同様に、VPNを経由することで、規制対象となっているZoomやLINE通話、Skype、WhatsApp通話などのサービスが利用可能になります。実際にドバイ滞在中、Zoomで日本のクライアントと打ち合わせをする必要があった私は、VPNを通じて無事に会議を行うことができました。現地のWi-Fiをそのまま使っていたら音声すら届かず、予定していた商談に大きな影響が出ていたことでしょう。

ただし、注意しなければならないのは、「VPNなら何でもいい」というわけではないということです。中国やUAEのような国では、政府側もVPNの利用を警戒しており、特定のVPNサービスがブロックされてしまうケースが珍しくありません。中には、現地のネットワークに接続した瞬間にまったく繋がらなくなるVPNも存在し、事前の選定が非常に重要になります。

つまり、VPNは規制国において自由なインターネットアクセスを実現するための“命綱”のような存在ですが、その効果を得るためには「信頼できるVPNサービス」を選ぶことが不可欠なのです。

現地で本当に繋がったVPNはこれ!

VPNが規制国での通信を助けてくれることはわかっていても、いざ使ってみると「繋がらない」「速度が遅すぎる」といったトラブルに直面する人は少なくありません。私もそのひとりでした。初めて中国を訪れたとき、安価なVPNサービスを契約して渡航したのですが、ホテルのWi-Fiに接続してもまったくVPNが起動せず、Googleにログインできないばかりか、LINEも送れず、現地での連絡手段を完全に失ってしまったのです。

この経験を機に、私は複数のVPNを実際に比較・検証するようになりました。特に中国とUAEという規制の性質が異なる2つの国で、それぞれどれほど安定して使えるのかを自分の目と手で確かめてきました。そして結論として、今も安心して人にすすめられるのは、ExpressVPNNordVPNの2つです。

まず、ExpressVPNは中国での使用中、安定性と速度の両面で群を抜いて優秀でした。北京市内のホテルからでも地方都市のカフェからでも、接続は驚くほどスムーズで、Google Mapを開いて現在地を確認し、LINEで家族にメッセージを送り、YouTubeでリラックスする──それらが日本と何ら変わらない環境で可能だったのです。特に印象的だったのは、VPNアプリの操作が非常に直感的で、日本語にも完全対応していたこと。設定で迷うことがなく、旅先でも安心感がありました。

一方のNordVPNは、UAEでの利用において信頼性の高さを見せてくれました。ドバイでのビジネス滞在中、Zoomを使った会議が立て続けに予定されていたのですが、ホテルの通常のネット回線では音声が途切れてしまう場面も多く、業務に支障が出るほどでした。そんな時、NordVPNを起動してアメリカのサーバーに接続したところ、通信は見違えるほど安定し、その後の会議では一度も不具合が生じませんでした。また、セキュリティの面でも安心感があり、VPNを通じた通信中はデータの暗号化がしっかりと行われていると実感できました。

もちろん、VPNの相性はネット環境や時間帯、使用するサーバーにも左右されます。しかし、私の体験から言えば、ExpressVPNは中国に、NordVPNはUAEにおいて非常に強く、両国をまたぐ旅行や出張の際には、この2つのVPNを併用または使い分けることで、ほぼすべての場面をカバーできると考えています。

VPNをどれにするか迷っている方は、「知名度」や「価格」だけで判断するのではなく、実際にその国で使えるかどうかを基準に選ぶことを強くおすすめします。

VPNさん
VPNさん

ExpressVPNNordVPNは今のところ最も確実な選択肢だと、私は断言できます。

VPNを使うときの注意点【知らないと危険】

VPNを使うときの注意点【知らないと危険】

中国・UAEともに「VPNの使用制限」が存在する

VPNはインターネット規制を回避するための非常に有効な手段ですが、その一方で、国によってはVPNそのものの使用に対して法的な規制が存在することも忘れてはいけません。特に中国やUAEのように国家による情報統制が強い国では、VPNの使用が法律や政策のグレーゾーンに位置している場合があり、知らずに使うことでトラブルに巻き込まれるリスクもゼロではないのです。

まず中国に関して言えば、一般の観光客がVPNを個人的に利用すること自体は、現時点では明確に禁止されているわけではありません。ただし、中国政府が認可していないVPNサービスを企業や組織が販売・提供することは、法律上違法とされています。つまり、VPNの「提供」が問題とされているのであって、「利用」まで厳格に取り締まられているわけではない、というのが現実です。

実際、私自身も過去に複数回にわたって中国を訪問し、そのたびにVPNを使ってGoogleやLINEを利用してきましたが、空港やホテルのWi-Fiでも接続が問題になることはありませんでした。もちろん、VPNを通じて公的機関の情報にアクセスしたり、政治的に敏感な話題を発信したりするような行為をすれば、当局の監視の対象になる可能性はあります。しかし、一般的な観光客が地図を見たり、SNSで写真を投稿したりする範囲でVPNを使う分には、現在のところ大きなリスクは少ないと言えるでしょう。

一方、UAEにおけるVPNの取り扱いは、もう少し慎重である必要があります。UAEでは、VPNの使用そのものは違法とされていません。むしろ、ビジネス用途など正当な目的で使うことは広く容認されており、外資系企業なども業務でVPNを導入しています。ただし、問題となるのは、そのVPNを「何の目的で使ったか」という点です。

たとえば、UAE政府が禁止している通信手段やサービス(VoIP通話など)にアクセスするためにVPNを使った場合、その目的によっては罰金や刑事罰の対象になることがあるという法律があります。これは、国家の秩序を守るという観点からの規制であり、故意に法を破る意図がなかったとしても、結果的に処罰の対象となる可能性が否定できない点が非常に厄介です。

実際、UAEの空港やホテルなどでは、VPNを利用しても検出されるケースは少なく、観光客の多くは日常的にVPNを使ってインターネットにアクセスしています。しかし、「誰も注意してこないから問題ない」という感覚で安易に使ってしまうと、万が一当局の監視や取り締まりに引っかかった場合、大きなトラブルに発展するリスクを孕んでいます。

このように、中国もUAEもVPNの使用自体がすぐに違法となるわけではないものの、その国の法律や情勢に対する理解と、慎重な使い方が求められるという点においては共通しています。特にビジネスでの利用や長期滞在を予定している方は、現地の最新情報を必ず確認したうえで、信頼できるVPNを選ぶことが非常に重要です。

中国とUAEのVPN使用状況の比較

比較項目 中国 UAE
VPNの使用 一般人の使用は黙認されている 使用そのものは合法
VPN提供の規制 政府非認可のVPNの提供は違法 不正目的での利用に罰則あり
利用時のリスク 政治的・反体制的な用途は監視対象になる恐れ 通信目的によっては罰金や刑事罰の対象になることも
観光客・出張者の一般利用 通常は問題なく使用されている 日常的に使用されているが慎重さは必要

VPNは日本出発前に準備しよう

VPNは、中国やUAEのような規制国で自由にインターネットを使うための心強い味方です。しかし、そのVPN自体も、現地に入ってからでは「手に入れたくても手に入らない」可能性があるという事実をご存じでしょうか。

実際、規制国ではApp StoreやGoogle Playストアといったアプリマーケット自体が制限されていたり、VPN関連アプリが検索に引っかからなかったり、インストールしようとしてもダウンロード画面にすら進めないことがあります。しかも、現地での検索結果は検閲の影響を受けるため、表示されるアプリがすべて信頼できるとは限らず、偽装されたVPNやスパイウェア混入のリスクがあるアプリが紛れていることも珍しくありません。

私も初めて中国を訪れた際、現地の空港で「VPNアプリを入れ忘れた」ことに気づき、Wi-Fiに接続してから急いでインストールしようとしました。しかし、アプリストアはまともに機能せず、代わりに表示されたのは中国語の画面と、知らないアプリばかり。結局、正規のVPNにアクセスできず、丸一日、GoogleもLINEも使えないまま過ごす羽目になりました。初日から強い孤立感と不安を感じたあの体験は、今でも忘れられません。

このような事態を避けるためには、日本を出発する前に、信頼できるVPNを選び、アプリをインストールし、初期設定まで済ませておくことが必須です。加えて、スマートフォンやパソコンのいずれでも使えるようにしておくことで、現地の通信状況に応じて柔軟に対応できます。

また、いざという時のために、契約情報やサポートへの連絡方法も控えておくと安心です。VPNがうまく繋がらないときにサポートに連絡しようとしても、そもそもそのページにアクセスできない、という本末転倒な事態も起こり得ます。VPN各社は事前にダウンロード可能な「設定ガイド」や「オフラインサポートページ」を用意していることも多いため、そうした情報をPDFなどで保存しておくと、非常時の助けになります。

つまり、VPNは「現地で探せばいい」ものではありません。それは旅先で忘れ物に気づくようなものではなく、渡航前に準備すべき“最重要アイテム”のひとつです。

VPNさん
VPNさん

スマホの充電器やパスポートと同じくらい、事前に備えておく価値があります。

実体験に基づくVPNの選び方と失敗談

実体験に基づくVPNの選び方と失敗談

 

 

VPNを使えば規制国でも快適にインターネットが使える──そんな情報を事前に知っていたにもかかわらず、私は初めての中国渡航で、大きな失敗をしてしまいました。「VPNさえ入れておけば大丈夫だろう」と軽く考え、無料で使えるVPNアプリをいくつかスマホに入れていただけだったのです。

ところが、現地に到着し、ホテルのWi-Fiに接続していざ使おうとしたその瞬間、まったく繋がらない。起動すらしないアプリもあり、やっと立ち上がったと思ったら、接続が不安定でGoogleにもLINEにもアクセスできず、焦りが込み上げてきました。特に困ったのは、家族に「無事に着いたよ」と伝える手段すらなくなったこと。スマートフォンを持っていながら、完全に“情報から切り離された”状態になったあの不安感は、今でも忘れられません。

この経験を経て私が学んだのは、「VPNは価格や知名度より、“現地で実際に使えるかどうか”がすべてだ」ということです。無料VPNや格安のサービスの多くは、中国やUAEのような高度な規制をかけている国では通用しません。たとえ日本でテスト接続ができても、実際に現地のネットワークに接続した瞬間にブロックされてしまったり、通信速度が著しく落ちて、動画どころか地図すら表示されないというケースも多いのです。

一方、きちんと実績のある有料VPNサービスを使ったときは、まるで嘘のように快適でした。アプリの操作性もスムーズで、接続は安定し、まるで日本にいるかのような感覚でSNSやメール、クラウドサービスを使うことができました。この違いを一度でも体験すれば、「VPNは何でもいい」という考えはすぐに捨て去られるはずです。

もうひとつ、見落としがちなのがサポート体制です。VPNがつながらないときに、すぐにサポートにアクセスできるかどうかは非常に重要です。海外VPNサービスの中には、24時間ライブチャットで対応してくれるところもあれば、返信が遅く、困っている時に何の助けにもならないところもあります。私が実際に困ったときに助けられたのは、英語だけでなく日本語にも対応してくれるチャットサポートがあったこと。接続できない原因をすぐに特定してもらえたおかげで、短時間で問題を解決できました。

VPN選びで失敗しないためには、「どこでも通用する万能なVPN」などという幻想を捨て、使う国と目的に合った実績のあるサービスを選ぶことが必要不可欠です。そしてなにより、「安かろう悪かろう」という落とし穴に、決して足を踏み入れないことです。

あなたがもし、初めて規制国へ渡航する予定で、どのVPNを選べばいいのか迷っているのであれば、私のような失敗を繰り返さないためにも、実際に現地で使われている信頼性の高いVPNを選ぶことを強くおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. 中国やUAEに入ってからでもVPNはダウンロードできますか?

原則としておすすめできません。中国ではApp StoreやGoogle Play自体が制限されており、VPNアプリを検索しても表示されなかったり、そもそも通信が遮断されてダウンロードできないことが多くあります。UAEでも一部VPNアプリがブロックされているため、日本国内で事前にインストールと設定を済ませておくことが非常に重要です

Q. 無料のVPNでも大丈夫ですか?

結論から言えば、無料VPNは規制国での利用には不向きです。通信速度が遅かったり、接続が不安定で使い物にならないことも多く、セキュリティ面でも信頼性に欠けるケースが少なくありません。また、中国やUAEでは無料VPNの多くがすでにブロック対象になっています。信頼できる有料VPNを選ぶのが安全かつ確実です。

Q. 中国やUAEでVPNを使うのは違法ですか?

一概に「違法」とは言えませんが、グレーな部分が存在するため注意が必要です。中国では、個人利用は黙認されているものの、公認されていないVPNを提供することは違法とされています。UAEではVPNの利用自体は合法ですが、「禁止されている目的(例:VoIP回避)で使うと処罰対象になる」と定められています。一般的な使用(地図の閲覧、SNSでの連絡など)であれば大きな問題になることは少ないですが、最新の情報には常に注意してください。

Q. スマホとパソコン、両方でVPNを使うにはどうすればいいですか?

ほとんどの有料VPNサービスでは、1つの契約で複数デバイスに対応しています。たとえばExpressVPNやNordVPNでは、スマホ・パソコン・タブレットなどに同時インストールが可能です。出発前にすべてのデバイスにアプリを入れて、ログイン・接続確認まで済ませておくと安心です。

Q. VPNを使って現地でオンラインバンキングやクレジット決済は安全ですか?

はい、信頼性の高いVPNを使えば、通信内容が暗号化されるため安全性はむしろ高くなります。ただし、必ず正規のVPNサービスを利用し、フリーWi-Fi利用時には細心の注意を払ってください。不審なアプリやサイトを経由した決済は避け、2段階認証なども活用しましょう。

【まとめ】海外でVPNは命綱。信頼できるVPNを日本で準備しておこう

中国やUAEのようなインターネット規制が厳しい国では、私たちが日常的に使っているGoogleやLINE、YouTubeといった基本的なネットサービスが、突然遮断されるという現実があります。旅行や出張でそうした国を訪れる際、VPNは単なる便利ツールではなく、インターネット上の自由と安心を守る“命綱”のような存在です。

私自身も、最初は「安いVPNで十分だろう」と軽く考えて現地に向かい、通信不能という不安な体験をしました。そこから学んだのは、VPNは「価格」ではなく「信頼性と実績」で選ぶべきだということ。特に中国やUAEのような国では、現地のネットワーク事情を熟知したサービスを選ぶことが何より大切です。

そしてもうひとつ、重要なのは“準備のタイミング”です。現地に着いてからアプリを探そうとしても、多くの場合すでにブロックされており、ダウンロードも設定も不可能です。VPNは、パスポートや航空券と同じように、「日本を出発する前に用意すべきもの」です。

現在では、ExpressVPNやNordVPNといった実績のあるサービスが、日本語対応・複数デバイス対応・高速接続といった条件を満たしており、初めての方でも安心して使えます。正しいVPNを、正しい方法で準備しておけば、現地でもストレスのないインターネット環境を維持できます。

海外で自由に情報へアクセスし、必要な連絡を取り、安全に作業を進めるためには、信頼できるVPNの存在が不可欠です。渡航前の荷造りリストに、ぜひ「VPNのインストールと設定」を忘れずに加えてください。きっとその準備が、あなたの旅や仕事を快適で安心なものにしてくれるはずです。

中国やUAEなど規制国に渡航するなら、VPNは現地での情報インフラそのものです。
GoogleやLINEが使えずに困るだけでなく、仕事や大切な連絡に支障が出るリスクもあります。

VPNさん
VPNさん

私のおすすめは【ExpressVPN】【NordVPN】
どちらも中国・UAEで実際に安定接続できた実績があります。

✅【公式サイトはこちら】
▶︎ [ExpressVPN 公式ページへ]
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渡航前にVPNを準備して、安心して海外でも自由なインターネット環境を確保しましょう。

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